甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺機能低下症(橋本病)
現代医療の治療は、甲状腺ホルモンを抑えたり補充したりすることで甲状腺ホルモン数値を正常にし、症状を軽減させる方法が一般的です。バセドウ病では甲状腺の全摘除手術をおこなうこともあります。
ただ現代医学の治療であっても甲状腺ホルモンの数値がなかなか安定しないという場合や症状がなかなか軽減しないといった場合もあり、漢方相談にご興味をもつ方は多いようです。
甲状腺の漢方相談で圧倒的に多い訴えは
「甲状腺の薬を服用しているが症状がつらい」
です。
〇甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の症状は
動悸、発汗、疲れやすい、体重減少、下痢、イライラする、落ち着かない、暑がり、指のふるえなど
〇甲状腺機能低下症(橋本病)の症状は
疲労感、寒がり、無気力、記憶力低下、体重増加、便秘、むくみ、傾眠、月経異常など
甲状腺の治療をしていても上記のようなつらい症状がなかなか改善しない場合は、漢方の視点で考えると改善の方法がみつかることがよくあります。
例えば、バセドウ病・橋本病ともに
「お風呂に浸かると疲れる」
「お風呂に浸かると元気になる」
という反応が現れる場合が多いです。
この反応だけでも
・【冷え体質】【陽気虚体質】
・【熱体質】【陰虚体質】
の可能性が高いことが分かります。
また
「天気が悪いと症状が悪化する」
「月経前や月経中が症状が悪化する」
という反応が現れる場合は
・【気滞体質】【瘀血(おけつ)体質】
の可能性が高いことが分かります。
そのほかにも漢方(新・臨床中医学)では色々な反応から体質を導き出したり、舌診や脈診という漢方的体質診断法などを用いて体質を導き出したりすることが出来ます。
このような方法でお一人お一人の体質を導き出すことができるので、お一人お一人に合わせた体質改善ができるようになります。
漢方療法で体質が改善されてくると症状も改善されてきます。
改善が進むと症状だけでなく、甲状腺ホルモンの数値も安定したり、正常値に近づいたりすることもよくあり病院の内服薬がいらなくなる場合もあります。
症状や数値がよくなってくるということは、体質も正常に近づいているということですので、漢方療法もいらなくなってくるケースは多いです。
病院での治療と併用することは可能ですし、西洋医学と東洋医学の両方からアプローチすることでつらい症状もより改善しやすくなります。
甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症でお困りの方は、漢方という改善方法もあるということを知っていただけたらと思います。おすすめですよ。
※池田東洋堂薬局では漢方相談は予約制ですので、まずはお電話にてご予約ください。
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