令和7年1月17日(金) 漢方Web勉強会(小太郎漢方製薬主催)。
今回のテーマは
「冷え症」は「冷え」とは限らない。
「冷え症」だからといってすべての人が「冷え」が原因とは限りません。
「冷え症」の原因はいくつもあり、冷え症だから温めたらよいというわけではないのです。
「冷え症」は冷えを感じる症状ですので、この冷えを感じる症状の原因が何かを考えることが重要になってきます。
冷え症の原因はなにか?
今回はとてもシンプルなテーマですが、シンプルがゆえに漢方の専門家でも勘違いしてしまう冷え症の原因を深掘りして解説いたしました。
例えば
・緊張すると手足が冷たくなるタイプ
・疲れると冷えを感じるタイプ
・冷えると冷えを感じるタイプ
・温めると冷えを感じるタイプ
などです。
冷え症でもいろんなタイプがあることが分かります。
またこれらが複合して冷え症の原因になっていることもよくあります。
こういったタイプを体質別に分けて、体質ごとにどんな治療をしたらよいか、日常生活でどんなことに注意したらよいかなどを解説しました。
生活習慣や食事の影響を体質別に考えることも重要になります。
漢方はただ薬を提供するだけではなく、冷え症をより早く治す方法や冷え症の予防法を生活習慣や食事などから考えお客様や患者様に合わせた方法も提供します。
ちなみに
「低体温」は「冷え」とは限らない
という解説も同様にいたしました。
漢方は症状ではなく、体質で考えます。
そして体質に合った生薬を考えるのですが、これが現場ではなかなか難しいようです。
漢方(新・臨床中医学)を通して、みなさまの健康と笑顔が増えますように頑張ってまいります。
※漢方相談は予約制ですので、まずはお電話にてご予約ください。
・当日でも予約に空きがあれば、喜んでご予約を承らせていただきますが、早めにご連絡いただきます方がご希望の日時がとれやすいのでおすすめです。
・小さなお子様連れOK
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