漢方(新臨床中医学)は卵胞・排卵・授精・着床・成長など、なぜうまくいかないのかを探して改善する方法があります。漢方の視点から得られる沢山の情報を元に、何が足りないのか?何が邪魔しているのか?を分析してその人その人に合わせた漢方療法をおこなっていきます。
例えば、30歳を過ぎてくると弱りを生じやすい人が多いので弱りの度合いに合わせて補う漢方薬を使います。40歳前後になると30歳前後より補う量を増やす人は多くなります。
基礎体温で高温期が短いとか低い、上がり方がゆっくりなどであれば陽気虚(ようききょ)を疑います。陽気とはからだを動かしたり温めるためのエネルギーだったり、飲食物を消化吸収させるエネルギーであったり、成長や発育を促すエネルギーなどをいいます。虚とは不足の意味です。つまり陽気虚は陽気の不足の状態を表します。
基礎体温では体温表がギザギザで安定しないとか低温期が高いとか周期が短い長いなど様々ですがこれらも漢方的に診ると基礎体温の変化だけでもどんな体質なのかある程度分かってきます。
・・・・・・つづく
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