新型コロナウイルス感染後の後遺症や新型コロナワクチン接種後の長引く副反応で、辛い苦しい思いをしていらっしゃる方に漢方療法という手もあることを知っていただきたくて今回はブログを書いています。
漢方療法のひとつ「新・臨床中医学」でお話をしていきたいとおもいます。
新・臨床中医学では、新型コロナウイルスの後遺症やワクチン接種の長引く副反応の原因は、感染や接種において身体の体質が変化し、体質が悪いほうへ傾いてしまったためだと考えます。
感染や接種により悪くなった体質を新・臨床中医学(漢方)的に分析して、体質改善の漢方薬(鍼灸では鍼治療)を使用することで、体質が改善され後遺症や副反応がよくなっていくのです。
〇体質を見極める方法がある
漢方的な体質は
冷え 熱 流れ 詰まり 虚(不足)
の5つ(細かく分類すると9つ)があります。
後遺症や長引く副反応の原因となる体質は、この5つのうちのいずれかだと考えます。
そして新・臨床中医学の問診、舌診(ぜっしん)、脈診、動き負荷法、夢診断法などを用いて体質を判別していくのです。
「夢診断法」という漢方の世界ではなじみのない診断方法ですが、
これがまた体質を見極めるのに意外と有効で役立つことは多いです。
その名のとおり、見た「夢」を体質別に分類します。
・「夢」の内容(嫌な夢、思い出、仕事の夢、テストの夢・・・など)
・「夢」を見た後の感情(嬉しい、悲しい、怒り、怖い・・・など)
で体質を分析するのですが、新型コロナ感染後やワクチン接種後に「夢」を毎日何度も見るようになったという人もいます。
また新・臨床中医学の「舌診」では、舌の色や形、舌苔の色や形、舌の出方から体質が判別できます。上記の5つの体質が詳しく瞬時に見極められるうえ「夢診断法」と併せますと体の情報をより正確に分析できます。
従来の舌診のあいまいな点も修正されているので、体質を見極めるために鍼灸師の先生方や今まで舌診を取り入れていなかった漢方の相談員の先生方なども新・臨床中医学の「舌診」を取り入れるケースが増えてきています。
このように体から体質を見極める情報はたくさん出ていますので、体質を見極める方法はいくつもあります。
体質が見極められるとどういう風に改善していけばよいかも判断できます。
お困りの方は是非ともご相談ください。
みなさまのご健康を心より祈念いたしております。
池田東洋堂薬局
北九州市小倉北区木町3丁目13-1
TEL 093-561-3562
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