令和3年2月18日(木)に小太郎漢方製薬様主催のweb漢方勉強会にて
池田東洋堂薬局の私、千代丸 学が講師を務めさせていただきました。
前回までは北九州限定でしたが、他市他県からのご参加も増えてきたこともあり、今回から正式に全国の先生方へ向けての講義となりました。有難いことです。
今回はあまり告知していないにも関わらず、10名以上の新しい参加があり、40名近くご参加いただきました。やっぱり有難いことです。
内容は
「痛み」についての第2弾です。
お話ししたいことがたくさんあり過ぎて、いつもなかなか話が進まないという(^_^;)
漢方は体質を見極めることがとても重要になります。
体質をきちんと見極めることで「痛み」の原因が分かってきます。
体質を見極めるのにとても重要なことの一つに
【舌診(ぜっしん)】
という舌を見て体質を見極める方法があるのですが、今回「この舌診はなぜ毎回しないといけないのか?毎回舌診をする大切さ」もお話させていただきました。
「痛み」の治し方よりもまず、「痛み」の原因を知ることが大切だからです。
「のどの痛み」に【銀翹散(ぎんぎょうさん)】や【板藍根(ばんらんこん)】がよいという話を漢方の専門家の間でもよく耳にしますが、これにはそうでない場合もあるという説明をしている場面です。
「痛み」の原因を見極めてからその人の体質に合った漢方薬を選んであげてください。という理解しているようで理解できていない専門家が陥りやすい問題点を例を挙げてお話しました。
会が進むにつれ、熟練された先生から初級の先生まで急激に幅が広くなってまいりましたので、話す内容がとても難しくなってきました。
毎回落としどころに悩みます(^ω^;)
次回も悩みながら一生懸命がんばります!
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