NHKの『あさイチ』で、『生理』についての特集がありました。
その中で、
生理痛で苦しんでいる妻に夫が
「生理は病気じゃないんだから」
とか
「自己管理をちゃんとしてないからだ」
など無理解な言葉を言ってしまうという再現映像がありました。
これを受けて専門家の医師は
「生理は病気ではないが、生理痛は病気です」
としっかり説明されていました。
生理痛は『月経困難症』という厚生労働省が認める
れっきとした病気の症状なのです。
生理痛や生理時の諸症状は
自己管理をしていたって出るときは出るんです!
痛みがひどくて気絶する人もいます。
痛み止めが効かない人もいます。
生理痛を軽んじていいわけがないんです!!
東洋医学でも「生理痛」は正常でないと考えます。
正常でないからこそ生理痛は何百年も前から研究され
治療法があみ出されているのです。
「知らなかった!」という方が多いのですが、
実は生理痛は漢方薬で改善できます。
痛み止めですら効かないひどい生理痛でも
体質を改善することで痛みが軽くなっていきます。
鎮痛剤と違い、漢方薬は体質を改善して痛みの起こらない正常な体に
していくので、漢方薬を飲み進めていくことで鎮痛剤を飲まなくても
平気な体に変わっていくのです。
また番組を見ていて驚いたのですが、
コメンテーターとして出演されていたLiLiCoさんが
「鎮痛薬で痛みはとれるかもしれないけど、眠気やだるさはとれないじゃない?」
とおっしゃられていてそれには専門家の医師も同意されていたのです。
そうなんです。
現代医学では生理時の眠気やだるさなどを改善する薬は無いので
そういう諦めの考えになってしまわれるのですが、
LiLiCoさんに教えてあげたい!
「LiLiCoさん!漢方薬で眠気やだるさもイライラだって軽くなるんですよ!!」
さらに
「生理前症候群(PMS)だって改善できちゃいますよ!!」
と。
月経困難症やPMSの様々な症状(下腹の痛み、頭痛、吐き気、イライラ、落ち込み、めまい、倦怠感、肌荒れ…etc)はその人の体質を改善すると良くなっていきます。
子宮筋腫や内膜症などで症状が重症であったり多量の経血であったりしても改善できます。
漢方が普及してきて病院でも漢方薬を処方されることが多くなってはきていますが
重症な方にも有効であることはあまり知られていません。
意外にも漢方の専門家も知らないことが多いです。
もっと漢方の良さを知っていただき、世の中の困っていらっしゃる多くの方が健康に笑顔になっていただけますことを願っております。
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