「枕が合わない!」
という話を耳にすることがあります。
「枕が合わなくて頭が痛くなる」
「いろんな枕を試してもどれもしっくりこない」
なんていう人も多いのではないでしょうか。
そこで登場するのが
『My枕』
自分にピッタリ合った枕で睡眠を快適にするというものですが
患者様から「My枕ってどうなの?」とお尋ねされることがあります。
「My枕」ってどうなのでしょうか?
今回はMy枕についてお話ししたいと思います。
〇My枕ってどうなの?
一つ数万円もするものもある「My枕」。
「すごく良かったわあ~♪」
という人がいる反面
「〇万円もしたのに合わない!!」
「最初はよかったけど段々合わなくなってきた」
という人もいます。
使い初めから枕が合わないというのは、測定した店舗と自宅ではマットレスや着ているものが違うからという理由も考えられますが、「最初は良かったのに」というのはいったいどういうことでしょう?
その原因を新臨床中医学の【関節負荷テスト法】を用いて考えると
色々と見えてきます。
〇枕は体質で左右する!
My枕を作るとき、最近ではコンピュータ測定で自分に合った枕の高さを導き出してくれるものもあるようですが、枕の高さに実は落とし穴があるのです。
その落とし穴とは
『快適な枕の高さは変化する場合がある』
です。
自分にピッタリと合う枕の高さはいつも同じとは限らない人もいるということです。
体は変化しやすいもので、特に日本は四季がありますので冬には冷えやすく、夏は熱が影響しやすく、梅雨には湿気が・・・、というふうに日本は体になんらかの影響を及ぼしやすい環境にあります。
ですので、環境の影響を受けて冬は冷えやすい体質に、夏は熱がこもりやすい体質に、梅雨はいらないものが溜まりやすい体質になりやすく、少なからず体は変化して(しやすくなって)いきます。
また食事の変化や職場環境の変化、人間関係、生活習慣など様々な影響が
体を変化させ、体質が変化するのです。
体質が変化すると自分にあった枕の高さも変化することはよくあります。
例えば
『甘いものを毎日たくさん食べる人』は
低い枕が苦手な人が多かったり、
『水分を毎日沢山飲んでいる人』は
高い枕が苦手な人が多かったり、
『ストレスを抱えている人』は
横向きで寝るのが苦手な人が多かったりします。
飲食や精神状態によって体質が変化し、それによって枕が合わなくなるのです。
すべての人がそうとは限りませんが、体質によって心地よいと感じる枕の高さは変化します。
枕の高さが合わなくなったら生活習慣や食事などを見直した方がいいかもしれませんね。
高級なMy枕は何度でも調節可能なものが多いようですから、その都度調節すればいいですが、その前に何か無理していないかを検討することが体にとっては大事なことかと思います。
みなさまお大事なさってくださいね。
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