舌診(ぜっしん)のコラム2回目。
舌診をする時の注意点だったり基本だったりです。
前述しましたが、漢方のプロでも舌診ができる人はなかなかいません。
それはちゃんとした舌診を教えられる人がほとんどいないからでもあります。
舌診をしっかり身につけることで診断力はビックリするぐらい格段に上がります。
「今日は夜勤帰りですか?」
「昨日は飲み会でしたか?」
「最近甘いものが増えましたか?」
「気を遣うことが増えましたか?」
「イライラすることがありましたか?」
という質問を私は患者様によくしますが
『なんで分かったの!?』
と聞き返されることが多いです。
なんで分かるのか?
答えは簡単です。
舌にそう書いてあるからです。
正しい知識と経験と真剣に患者様と向き合う姿勢で
舌診は体の情報を読み取る重要な診断方法となるのです。
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