令和5年5月21日(日)に日本専門薬局同志会沖縄連合会様のご依頼により漢方(新・臨床中医学)の講義を行いました。
薬局にある三線。
コロナ禍から急速にWebでの会議や勉強会が発展したので、北九州にいて全国どこでも公演できますので本当に便利になりました。
今回は沖縄での講演でしたが、特定の地域への講演で考えなくてはいけないことがあります。
それは、その地域ごとの気候や環境、食事などです。
特に気温や湿度はとても重要です。
漢方では、外からの影響を考えることは基本なので、その地域では今、どんな気候かなどを考えなくてはいけません。
例えば、今、北九州は穏やかな気候だけど、あちらの地域では暑くジメジメしているとか、こちらの地域では朝晩冷え込みが強いとかです。
沖縄だと暖かい地域が多いのでエアコンをよく使うかなとか、冷たいものをよく摂るのではとか、年中湿度が高いのではとか、などと考えて沖縄ならではの特徴を考慮して漢方の説明をします。
池田東洋堂薬局での漢方相談でも、今の気温の変化や湿度、気圧の変化などの影響を考慮して患者様に漢方薬をご提供しています。
天気の変化によって体調が変化する人はとても多いので、漢方ではそういったところも体質を見極める重要なポイントになることは多いです。
毎年漢方の講義依頼が増えて年々忙しくなりますが、私の本来の仕事は「漢方相談でみなさんを元気に笑顔になっていただく」ことです。
当日でも予約に空きがあれば、すぐにでもご相談できますので、お気軽にお電話にてご予約ください。
有限会社 池田東洋堂薬局
TEL:093-561-3562
福岡県北九州市小倉北区木町3丁目13-1
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