Web漢方講演

いつもの医療関係者向けZoom漢方勉強会(小太郎漢方製薬主催）で４月２１日(金)に講義いたしました。

今回は

【芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)】

という漢方薬に絞って応用解説。

笑っていますが、真剣です。

漢方薬に書いてある「効能効果」は、参考程度で実はそれ以外にもたくさん応用が効きます。

また、「効能効果」に書いてあっても体質に合っていなければ効果がありません。

このことは漢方をかなり理解していないと分からないこと。

漢方を１～２年勉強しても、漢方薬を正しく使用することはまず不可能です。

多くの漢方の専門家が、「漢方薬は専門家にご相談ください」と言うのはこのためです。

今回は、熟練の専門家の先生方にも難しいと感じる症例を用いて、『体質の見極め方』や『漢方薬の捉え方』を実践応用できるように解説。

今までの漢方の考え方に自由な発想を取り入れると世界が変わります。

「分かりやすかった」「勉強になった」「楽しかった」という多数の感想をいただきました。

めっちゃ嬉しいです♪

単一処方の解説はあまり人気がないだろうと私が勝手に思っていましたが、200名近くの受講だったようでこれまた嬉しいです。

次回は、湿気と食べ物との関係をお話ししたいと思います。

でもその前に5月は沖縄で別の薬業団体様向け講義の予定です。Zoomなので沖縄には行きたいけど行けません(泣)

有限会社池田東洋堂薬局

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