漢方とお酒(アルコール)

最近いつもよりからだが熱く感じ

耳が詰まるなあと思っていました。

「梅雨のせいかな?」

「寒暖差も激しいし、忙しいし。」

くらいにしか考えていませんでしたが

どうもそれだけじゃない。何かがおかしい!?

最近の自分の生活や食事や環境になにか変化はなかったか?

と考えてみたところ

ハイボール!!?

最近晩酌をビールからハイボールに替えたんだった!

ビールからハイボールに替えると

耳がつまり体が熱くなったわけ。

新臨床中医学でそのわけを考えてみます。

ハイボールはウイスキーで作ります。

漢方ではウイスキーは「熱」の性質があると考えます。

体を温める作用がとても強いということです。

ちなみにビールは「寒」という性質です。

これは体を冷やす作用があるということです。

つまり、体を冷やすお酒から温めるお酒を飲むようになったわけです。

体を温めるお酒は当然『熱』体質気味の私の体に合うわけもなく

しかも連日摂取し続けていたので体は熱くなるし耳も詰まるわけです(笑)

ハイボールは時々にしようと決めた今日この頃でした(笑)

ビールやウイスキーだけでなく、ワインや日本酒、焼酎など

お酒によってそれぞれ少しずつ性質や特徴が違いますが

そのお話はまたの機会にしたいと思います。


池田東洋堂薬局(漢方)

病気の原因が分からず、「治療がうまくいかない」「治療薬自体無い」というご相談をよく受けます。そんな時に『新臨床中医学』の視点で考えると改善方法がみつかることは稀ではありません。少しでも多くの方のからだの悩みや苦しみが、少しでも軽くできたらと思いホームページを開設しました。