「胃腸が弱い」
とよく耳にしますが、これは漢方の世界では実にあいまいな表現です。
漢方では「なぜ弱いのか」と考え、そして
「弱った原因」がなんなのかを考えなくてはいけません。
毎日の食べ過ぎや飲みすぎで胃腸の張りや下痢を繰り返す人も
「胃腸が弱い」と言います。
強いストレスを抱えて胃痛や下痢が頻発する人も
「胃腸が弱い」と言います。
冷たいものを冬でもガブガブ飲んでいる人も
「自分は胃腸が弱いんです」と言います。
上記の例だけでも胃腸が弱い原因は
『食べ過ぎ・飲みすぎ』『ストレス』『冷たいものの飲みすぎ』
となります。
人それぞれ原因は違うのに
「昔から胃腸が弱い方なので」と
訴える言葉はみな同じです。
なのにテレビや雑誌で
「胃腸が弱い人はこの漢方薬がいいです」
なんて話を見ると
「弱いにも色んな原因があるけどその漢方薬でいいの!?」
と、ついテレビや雑誌にツッコミを入れてしまします。
『胃腸が弱い』という原因は
「冷え」「ストレス」「食べ過ぎ」「弱り」「熱」・・・・・。
といっぱい考えられるのでついつい
「他にも色々考えられるのにっ!?」
とツッコミたくなっちゃうのです。
普段はボケたい方なのに(;^ω^)
0コメント