年末年始直後の漢方的体質

今年営業2日目ですが、やはり年末年始の暴飲暴食が影響していらっしゃる患者様が多いようです。


こんな時くらいはしかたないかな😅と思います。

年末年始の食べ過ぎやお正月のおもちや栗きんとん、黒豆、伊達巻、お刺身などこの時期は【痰湿(たんしつ)】が体に溜まりやすい食べ物が多いです。


【痰湿】とは体の中の濃いいらないものを云い、ドロドロ粘々したイメージを持ちます。


痰湿が体に溜まると、関節の痛みや身体のかゆみ、頭や体が重い、ベタベタした便、吹き出物、痰が出る、胃酸が上がる、化膿しやすくなるなど様々な症状が出やすくなります。


また暴飲の方ですが、アルコールは摂りすぎると

【痰湿】、【熱】、【瘀血(おけつ)】

を生じさせやすいです。

【瘀血】は血が滞った状態を云います。


血スムーズに流れず滞ると、痛みやアレルギー症状、睡眠障害、飛蚊症、その他治りにくい症状が出やすくなります。

免疫系の疾患をお持ちの方は瘀血体質である場合が多いです。


年初は暴飲暴食で体調を崩していらっしゃる患者様が多いので、

こういったところを重点的に改善していくように漢方薬を内容を少し調節します。


新臨床医学(漢方)的な問診と舌診、関節負荷テスト法による発現している箇所の特定などからこういった体質の変化も分かります。


体調が優れない、どこに行ってもよくならないなど是非ともご相談ください。

皆様のご健康を応援させていただきます。

池田東洋堂薬局(漢方)

病気の原因が分からず、「治療がうまくいかない」「治療薬自体無い」というご相談をよく受けます。そんな時に『新臨床中医学』の視点で考えると改善方法がみつかることは稀ではありません。少しでも多くの方のからだの悩みや苦しみが、少しでも軽くできたらと思いホームページを開設しました。