『漢方薬は温かいお湯で飲んだ方がよいですか?』
こんな質問をよくお受けします。
答えは
『人(体質)によります』
です。
このことは専門家でも意外と知らない方も多いようです。
どういうことかと申しますと、
【熱体質】の人は体が温まると「体がかゆくなる、痛みが生じる、気分が悪くなる、胃がムカムカする、眠れなくなる・・・・・」など不調をきたす場合があります。
そんな体質の人が、温かいお湯で漢方薬を飲むとそれだけで上記のような症状が出ることがあるのです。
それこそ火に油を注ぐようなものですね。
ですので、熱体質の人は常温の水で飲んだ方が体質には合っています。
逆に【冷え体質】の人は温かいお湯で飲む方がよいです。
がしかし、自分では【冷え体質】だと思っていても実はそうではなかったという人も多いので注意が必要です。
寒さが原因で風邪をひいた時などで、寒さが強い時は漢方薬を熱めのお湯で飲むととても効果的です。
大事なのはその時の体質です。
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