どこに行ってもよくならないというお客様のご相談が多い池田東洋堂薬局では
お客様からこんな言葉をお聞きします。
「歳(とし)のせいだから治らないって言われた」
お客様が医療機関で、『痛み』や『かゆみ』などの症状を訴えると「年齢のせいだから仕方がないよ」「歳のせいだから治らないよ」と言われてしまい、相手にされないことがよくあるそうです。
私はこの話をお聞きするととても残念な気持ちになります。
そして闘志がメラメラと燃えてきます。
「高齢だからってあきらめず、よくなっていただくぞっ!」
と、心の中で密かにおもうわけです。
「歳のせい」だと医療従事者が言えば、その医療従事者は治療しなくてよくなるばかりか、患者も「歳のせいだからしようがないな」と納得してしまうとても便利な言葉です。
まるで魔法のように問題を見なかったことにしてくれる。(問題は解決されてるわけではないのに。)
「歳のせい」は魔法のことば
「歳のせい」という言葉はとても便利な言葉ですが、とても無責任な言葉でもあります。
私は、絶対に使わない言葉です。
原因ありて結果あり
東洋医学は『かゆみ』『痛み』などの様々なつらい症状には、必ず原因があると考えます。
歳のせいだから症状が出るのではなく、なんらかの原因があるために症状が出るのです。
歳のせいでつらい症状が出るのであれば、ご高齢者は全員が体のあちこちが痛かったり痒かったり痺れたりしていなければならなくなります。でもそんなことはありません。
原因があるから結果として痛みやかゆみが出るのです。
私は「歳のせいだからしようがない」と言われた104歳のお客様の胃の痛みや食欲不振などの体調を改善させていただいたことがあります。
足腰が痛くて寝たきりだった90歳の方が、漢方療法により庭の草むしりができるまでに回復されたこともあります。
漢方的な視点から原因を見極め、漢方療法で原因を改善することで、高齢であっても改善できることはよくあることです。
歳のせいだからとあきらめないで!
歳のせいだから病気になるのではなく、なにかの原因があって病気になるのです。
痛みやかゆみ、力が入らない、冷える、のぼせる、痰が多くて苦しいなど様々な症状は「歳のせいではありません」。あきらめないでくださいね。漢方で改善する方法がみつかるはずですので。
池田東洋堂薬局
TEL:093-561-3562(ご予約はお電話で)
福岡県北九州市小倉北区木町3丁目13-1
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