漢方薬ってなんだか異次元な世界な気がしませんか?
中国4千年の歴史。(個人的には好きな響きですが)
なんて聞くとまたなんとも遠い存在なような・・・。
でもタイトルの通り、漢方薬は身近な存在です。
1番身近なところで言うと「生姜」です。
漢方では「しょうきょう」と読みます。
葛根湯(かっこんとう)や柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)など何十種類もの処方に使用されているくらい生姜は漢方界ではメジャーなものです。
その他に身近なもので例を挙げると以下のようなものがあります。
〇果物
桃のタネは血の滞りをとるのに使い、柿のヘタは緊張性のしゃっくりに使います。ミカンは実や皮も使います。ビワの葉や杏のタネなども使われています。
〇花
菊や百合、牡丹やリンドウ、シャクヤク、キキョウ、たんぽぽ・・・など
〇その他
牡蛎の殻、山芋、薄荷、紫蘇、冬瓜、ミミズ、セミの抜け殻、真珠、とうもろこしのヒゲ・・・
えっ!?と驚くものもあるかとは思いますが、漢方薬の材料はスーパーやお花屋さんで手に入るようなものも多いのです。
漢方の勉強を始めたときは、あれも薬これも薬と驚きの連続でした。
今の私は食べ物や花、虫などをみると、よく薬に見えて困ります(笑)
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