『水は沢山飲みましょう!』に要注意!!
漢方では水滞(すいたい)・水飲(すいいん)停留証・水毒(すいどく)など水(水分)の摂りすぎが原因で病気や体調不良になった状態をこのように表す言葉があります。
昔から水(水分)だけでも病気になることが分かっていたのです。
1日1.5リットル以上を飲んでいる人は要注意です。
(但し、汗を大量にかく場合は別です。)
水分を毎日続けて沢山飲んでいると、どうなるでしょうか?
例えば以下の症状が出たりします。
めまい、むくみ、鼻水が出やすくなる、汗をかきやすくなる、頻尿、頭や体が重い、吐き気、動悸、血圧上昇、関節や筋肉の痛みやこわばり、下を向いたり前かがみだと体調が悪くなる・・・・etc
沢山飲んでいる人は心当たりがありませんか?
また水分と言っても様々です。
お茶、コーヒー、紅茶、牛乳、野菜ジュース、ジュース、みそ汁、スープ、アルコール、スムージー、甘酒、ココア・・・など。
アルコールやコーヒーは利尿作用があるからと言われていますが、これらを飲んでも尿の量や頻度があまり変わらない人もいますので注意が必要です。
「水分を沢山飲むと血がサラサラになるって言うじゃない?」
とよく聞かれます。
血液がサラサラではない原因が水分不足なら水分を補充した方がいいです。
ですが原因は他にある場合がほとんどなので、他の原因をよくしないと本当の意味での『血がサラサラ』にはならないのです。
過ぎたるは猶(なお)及(およ)ばざるが如しです。
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