今日のちょっと一言③

唐辛子・生姜もニキビを増やす!?

実は唐辛子や生姜でニキビが増える人がいます。

【今日のちょっと一言②】でお話したのは『ニキビ』。

今回のお話は『ニキビ』です。

漢方で赤は『熱』のイメージがあります。

例えば、赤ら顔、目の充血、真っ赤な口内炎、尿の色が赤いなどです。

全てが赤=熱ではありませんが、赤いニキビは熱が原因であることが多いです。

唐辛子や生姜は体をとても温めるので熱も生じやすく赤ニキビができやすい人には要注意です。

以前こんなことがありました。


患者様:「漢方薬を飲み始めてニキビができるようになったのですが?」

  私:「今、生姜紅茶が流行っていますがそういうのをお飲みではないですか?」

患者様:「・・・!?」

患者様:「えっ!?漢方薬と同時期に飲み始めましたがダメなんですかっ!?」

  私:「ダメというか。赤いニキビなのでまさかと思いましたが、生姜紅茶は熱を生むので赤ニキビができる人が多いんですよ。生姜紅茶をやめたらニキビは出なくなると思いますよ。」


生姜紅茶をやめていただいたらニキビはでなくなったそうです(*^-^*)

生姜は身体が冷えている人にはいいですが、そうでない人には悪影響をおよぼすことがありますので気をつけてくださいね。その他にも熱を生むものは唐辛子やにんにく、山椒、ワサビなどの香辛料に多いです。

池田東洋堂薬局(漢方)

病気の原因が分からず、「治療がうまくいかない」「治療薬自体無い」というご相談をよく受けます。そんな時に『新臨床中医学』の視点で考えると改善方法がみつかることは稀ではありません。少しでも多くの方のからだの悩みや苦しみが、少しでも軽くできたらと思いホームページを開設しました。