『協力会だより(小太郎漢方製薬様発行)』への連載7回目。
テーマは
不安感・イライラ・憂うつなど①
です。
今回は2部構成となり、前編です。
昨年2021年10月に講演させていただきました同テーマでのオンライン勉強会の内容を踏まえて、文字に書き起こしました。
最近はより丁寧に書くことを意識しています。
そのため文字数が増し、基本5000文字前後を一区切りとしているのですが、それでは全然終わりそうになく、今回は2部構成になってしまいました(^_^;)
1回の掲載分で数十時間は費やしますので、実は大変なんです( ;∀;)
イライラや不安感、憂うつ感などの精神症状が強く出る傾向にあるのは、実は肉体が不健康になっている場合が多いです。
例えば、疲れたりお腹が空いたりするとイライラしたり、やる気が出なくなったりするみたいなことです。
頭や身体の状態が万全でないと精神的に不安定になることはよくあります。
通常イライラすることややる気が出ないことは一時的で、普通であればすぐに回復します。
しかし体の疲労や脳の疲労、飲食の偏り、冷えや熱などの影響が過度になったり長引いたりすると、精神症状が病気や辛い段階にまで達してしまうのです。
今回前編は、新・臨床中医学を用いて精神症状の原因を見極める方法や少し処方についてご説明いたしました。
身体の状態を整えることで、精神症状が楽になることはよくあります。
漢方療法はおすすめです。
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池田東洋堂薬局
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